ジオガイド長泉、三島

ノブちゃん

2013年11月21日 13:39

ジオガイド長泉、三島






長泉鮎壷の滝です




滝の裏側で説明をしている所です




真裏です




上は三島溶岩で何層にも成っています

下の空間は溶岩流が流れる前に愛鷹ローム層(千年に5センチ~10センチ堆積)が

滝の下り落ちる水などに洗われて上部の溶岩が落ちて何十年か判りませんが

崩落して滝の位置が上流に行きます



これは下土狩駅(東海道線が開通する前は三島駅だそうです)の東側

割狐塚稲荷神社です溶岩の造る地形を使った神社です

此処は溶岩塚と言いまして溶岩流の末端にできる地形で表面は割りと早く冷えて固まりますが

下には後続の熱い溶岩が押し上げる所の上がカルメ焼きのように不揃いに割れます

この写真は盛り上がる前に5センチ程の厚さの溶岩が流れ出るので縄状に成ります










鮎止めの滝の下流側です



上流側から写しています

遠くには玄岳が見えます

遠く高い所の家並みの続いている斜面は6万5千年前の箱根火山の火砕流が作った


手前の家並みの地盤は御殿場泥流の堆積物と2900年以降のその後の泥流堆積物です

此処から三島北部の台地ができたそうです




此処は楽寿園の中です先ほどの割狐塚稲荷神社の溶岩塚と同じ構造で

溶岩が盛り上がりましたが、手前の落ち込みは溶岩が流れ出た後空洞が出来て

崩落したようです



すぐ脇の縄状溶岩です

縄状溶岩は末端にできるようですね

楽寿園は地表に見える三島溶岩の南限です



菊祭りが開催されていたので写しました

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